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はちみつと糖尿病の予防

前回の記事で、ハチミツと糖尿病の関係について触れさせていただきました。
今回は、ハチミツと糖尿病の予防に関してです。
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食事の時に「まず野菜から食べると良い」と聞いたことがありませんか?
これは、”野菜が嫌いな子供に野菜を食べさせる”
”現代人の野菜不足解消”と言う意味ではありません。
野菜を先に食べることで、血糖値の上昇が緩やかになります。
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また、炭水化物を含む食事を短時間で済ませると急激な血糖値の上昇を引き起こします。
よく噛んで、ゆっくりと食べることは、糖尿病の予防にも大切なことです。
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血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが分泌されて、血液中のブドウ糖は、内蔵や筋肉、脳に取りこまれます。
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しかし、急激な血糖値の上昇を伴う食事や頻繁に血糖値の上昇を伴う食事習慣(間食)を繰り返していると膵臓の機能が低下し、インスリンが分泌が低下してしまいます。
そして、血糖値が高い状態が続き、糖尿病に近づいて行くのです。

さてここで、話をはちみつに戻しましょう。
甘みの強いはちみつは、血糖値を急激に上昇させるイメージがありませんか?ところが全く逆なんです!
血糖値の上昇が低い食べ物です。
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前回の記事でも出てきた「GI値」と「II値」です。
GI値は、グリセミック・インデックスの略です。食品ごとの血糖値の上がり易さを示したもので、この値が低いほど血糖値の上昇が緩やかになります。
II値は、インスリン・インデックスの略で、この値が低いほど、インスリンを過剰に分泌させない糖の代謝に良い食品とされています。
グラフからわかるようにGI値は、国産アカシアで40%程度、II値で50%と血糖値の上昇が穏やかな食品と言えます。
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参考までにルーマニア産の輸入アカシアはちみつの飲用後の血糖値の値のグラフを見てみると ブドウ糖に比べて、血糖値の降下が早いことが見て取れます。
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さらに国産のアカシアはちみつに関しては、輸入アカシアはちみつに比べて低い値を示しています。
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はちみつは、砂糖に比べてカロリーが低く、甘みを強く感じます。
コーヒーや紅茶に入れる砂糖の代わりにはちみつを使うことで摂取カロリーを抑えることができます。
その他にも多くの効能がある、国産天然はちみつを上手に使って、健康な生活を送りましょう!
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メキシコシティ 行列のできるチュロス屋さん

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この行列、メキシコシティ Lerma通りのお店の風景!
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チュロス屋さんです。白いタイルのお店で
El Moro Cuauhtemoc
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いつ行ってもお客さんで溢れています。
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お店の場所はこちら。
Calle Rio Lerma 167
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旧市街のお店はこちら
El Moro Churreria
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丸くなって、揚がってきたチュロス!
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店員さんがハサミでカット!
お値段は、4本で20peso、砂糖味とシナモン味が選べます。
揚げたては、最高です。

メキシコシティ メキシカンシーフード③

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メキシコシティに再来、すっかりお決まりのコースになってしまった La Pescaderia
今回は、男3人で行ってきました。
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雨が降ってきそうなので、2階がいいなーと思っていたら、2階に案内してくれました。流石です。
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まずは、お通しのビール。今回は、コロナの小瓶\(^o^)/
冷えていて美味しい!長ーい旅の疲れがスっ跳びます。
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テーブルの上には、トルティーヤチップ。オレンジ色のは、ちょっとピリ辛。
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前回同様、スープがきました。
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マグロのTostadas。つまみに最高!
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Grilled Tacosを1つずつ頼みました。
私が頼んだのは、シュリンプのタコス。
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中身を覗いてみると!
初めて食べる味です。プリプリのエビの身と玉ねぎ、ピーマンの味は、絶妙です。
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Arrachera 400g ハラミステーキです。
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日本から持って行った「キッコーマンおろしステーキソース」の出番です。(*^_^*)
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店員さんお勧めのタコの丸焼き。彼のお勧めは絶対に外しません!
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つまみにGuacamole(ワカモレ)を頼みながら、ビールを追加!IMG_6026.jpg
充実したスパイスが沢山テーブルにのっています。
ちょっと怖くて手が出せません(#^.^#)
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お会計です。
最初のビール、スープは会計に入っていません。
味と雰囲気が最高でしかも明朗会計!
Excelente!

はちみつと糖尿病

はちみつの販路を拡大するため、ご近所でいつもお世話になっている、薬局に置いていただけるか?相談に行ってきました。
そこで「ハチミツは、糖尿病の人に食べてもらっていいの?」との質問を受けました。
今まで考えたことが無い点に関する質問です。薬剤師としての強い責任感が伝わってきました。
大きな「夏休みの宿題」をいただきました。
早速、「はちみつと糖尿病」の関係について、調べてみました。
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はちみつの主な成分は、「ブドウ糖と果糖」です。
吸収されたブドウ糖は、インスリンの働きで、脳、筋肉、臓器に運ばれます。
大切なエネルギー源です。
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しかし、インスリンの働きが悪くなってしまうと血液中のブドウ糖が上手く脳、筋肉、臓器に採り込まれず、血糖値が高い状態が続いてしまい、この状態が継続すると合併症が発生する原因になります。
糖尿病の患者さんは、できるだけ緩やかに血糖値が上昇する食事が必要になります。
では、ハチミツはどうでしょうか?
ここからは、大手ハチミツ会社のデータをお借りして、説明します。
まずは、「GI値」と「II値」についてです。
「GI値」とは、「グリセミック・インデックス」の略。食品ごとの血糖値の上がりやすさを示したもので、GI値が低いほど、血糖値が上がりにくく健康によい食品とされています。「II値(インスリン・インデックス)」という指標もあり、これも低いほど、糖の代謝に必要なインスリンホルモンを過剰に分泌させない、よい食品とされています。甘みの強いはちみつは高GI食品(血糖値が上がりやすい)というイメージがあるようですが、実際のところはどうなのでしょうか?
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健康な成人男女(21~73歳)に、異なる7種類のはちみつを摂取させ、摂取前後の血糖値とインスリン値からグリセミック・インデックス(GI値)およびインスリン・インデックス(II値)を算出することで、はちみつがヒトの血糖値およびインスリン分泌に与える影響を評価しました。
その結果、GI値、II値 ともに、7種の中ではアカシアはちみつ(日本産、ルーマニア産)が最も低い数値を示しました。
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ブドウ糖と比較した場合、はちみつでは血糖値が元に戻りやすいという結果も得られました。
また、はちみつのフルクトース含有率とII値とは負の相関を示すこともわかりました。アカシアはちみつ(日本産、ルーマニア産)が血糖値の上昇やインスリンの分泌を最も効果的に抑制したのは、試験したはちみつの中で、フルクトース含有率が最も高いためと考えられます。
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食べすぎには注意が必要ですが、ハチミツは糖尿病の方にも食べていただけることがわかりました。
特に「アカシアはちみつ」がお勧めです。
今回は、糖尿病の患者さんに関して書かせていただきましたが、糖尿病の予防にもハチミツが、力を発揮することがわかりました。
次回は、「はちみつと糖尿病の予防」に関してです。


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